発酵食品が届ける宝物
発酵食とは、微生物の働きで作り出された食品です。
発酵食品は、栄養価が高く、独特の旨味があり、保存性にも優れている特徴があります。
また、発酵食品は、「体を温める食品」であり、免疫力をアップさせるといわれています。
私たちの体は、病気から身を守る為に免疫という自然治癒力で守られています。
元々体に備わっている「自然免疫」と、一度対処した外敵から身を守る「獲得免疫」などの免疫系では、活性化した免疫細胞や抗体などが協力しあって、体内に侵入してくる異物を攻撃し、体を病気から守ってくれているのです。
その免疫力を強化する力が発酵食にはあるといわれています。
毎日少しづつ、継続して食べることが重要です。
味噌汁・漬け物・納豆・鰹節などなど…
味噌などは麹菌の働きで、たんぱく質が分解されています。
アミノ酸濃度が濃いからすぐに吸収されて即戦力となります。
そして、免疫力アップにつながる、片腕が「食物繊維」です。
発酵食品の中でも食物繊維の豊富な漬物でとるのがより良いそうです。
※ 食物繊維は腸内を活性化する成分です。便通を良くし、腸をキレイにします。すると腸内の善玉菌が増えて、リンパ球が増加し、イコール免疫力アップになるというわけです。人は1日に30グラムの食物繊維が必要です。
発酵食品は便利でスピーディな現代には逆行するものです。
でも、時間をかけ、手間をかけ食材を発酵させる。
ゆっくりと自然界と対峙しながら、微生物の力を借り、大きな自然の力で、小さな自分の体を守る。
なんだかとても気持ちが良いですよね?
納豆+赤かぶ漬物+鰹鰤+塩麹+醤油
発酵食の団結のような一品